全国の難聴児のための早期支援、聴覚障害教育の情報提供、教材などの紹介を発信します。

掲示板

[スレッド表示] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

お名前

メールアドレス

タイトル

本文

URL

添付File

暗証キー
(英数字で8文字以内)

画像認証
(右画像の数字を入力) 投稿キー

  

No.1031動詞活用グループの見分け方 投稿者:きいじい(掲示板管理人) ...2017/06/08(Thu) 23:44

 動詞の活用のグループを見分けるにはどうすればよいでしょう?という質問をいただきました。動詞の活用は確かに複雑です。しかしきこえる人はいちいち表にして規則を書きだして覚えたわけではなく、会話の中で自然に覚えたものです。ただ、きこえない子とくに聴力も厳しい子たちは「自然に」ということはなかなか難しく、効率的に学ぶには、活用表で学習し、例文を作りながら覚えていくという方法をとることになります。

 では国文法でやったような活用表を作るのかというと、そうではありません。国文法の活用は非常に微に入り細にわたっているので、子どもの動詞活用の学習には使えません(添付ファイル参照)。
 
 そこで日本語教育では「〜ない」という「ナイ形」で見分け方を教えます。
 例えば「行く」は「行かない」、「要る」は「要らない」です。「ナイ形」の前が「か」や「ら」に変わる場合は1グループです。

「教える」は「教えない」、「居る」は「居ない」です。このように「ナイ形」の前が変化しない場合は2グループです。
 
 しかし、きこえない子は、この「ナイ形」を作ること自体が難しい子もいます。
そのような場合はどうすればよいでしょうか?

 動詞のうち、基本形が「〜る」以外の動詞は全て1グループと覚えます。
 基本形が「〜る」の動詞には両方あり、そのうち「い段」と「え段」+「る」の動詞が2グループです。「見る」「居る」「着る」「食べる」「変える」・・・
 それ以外は1グループです。
「回る」「くくる」「怒る」・・・

 ところが「い段+る」「え段+る」で2グループかと思いきや、1グループという例外の動詞があります。
「切る」「要る」「走る」「知る」「入る」「帰る」などです。これらの動詞は実は「〜た・て」形にした時に「〜った・て」になる動詞なのですが(「切った、要った、走った…」)、「ない形」が分からない子には難しいかも知れないので、これは例外として扱い、活用表のどこかにまとめて書いておくとよいと思います。そしてそのうちいつか、子どもたちが動詞の活用を学んでいったとき、この例外の動詞にもちゃんとルール(文法)が存在することに気づかせるとよいと思います。

動詞活用お助けカード - きいじい(掲示板管理人)   2017/06/08(Thu) 23:59 No.1032
動詞の活用表(1グループ、2グループ)や1グループ動詞の「テ・タ形」動詞の活用一覧など、この1枚でわかるようになっており、子どもは活用がわからなくなったらこのカードを見ます。香川聾学校版です。

処理 記事No 暗証キー

- Joyful Note -

┃代表  木島照夫

〒345-0045
埼玉県北葛飾郡杉戸町高野台西6-1-134
FAX:0480-34-9631


┃事務局

〒120-0015
東京都足立区足立1-19-12-101 永井方
FAX:03-5980-8158
mail:nanchosien@yahoo.co.jp