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No.541休題 投稿者:掲示板管理人 ...2016/04/08(Fri) 07:51

ご無沙汰しています。掲示板管理人のきいじいです。
現在転居に伴うインターネット未開通(トラブル)により、掲示板をおやすみさせていただいています。
4月中旬以降に開通予定です。それまでおやすみさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

No.429無題 投稿者:みなみ ...2016/03/18(Fri) 11:09

カテゴリーごとに語彙を増やすことが大切なのですね。そこで、最後に「物」の付く言葉を考えてみました。「忘れ物」「焼き物」「揚げ物」「読み物」もありますね。
しかし、言葉の意味を考えたら、「食べ物」は「食べる+もの」ですが、「忘れ物」はどちらかと言うと、「忘れた+物」あるいは「忘れられた+物」で、「焼き物」は「焼いた+物」のような気がします。
その他にも、「器」を使った「目玉焼き器」「魚焼き器」「蒸し器」「鼻吸い器」、「機」を使った「織り機」「編み機」、「時間」を使った「休み時間」「遊び時間」もありますね。

複合語 - 掲示板管理人   2016/03/18(Fri) 21:24 No.438
みなみさん、ご投稿ありがとうございます。
確かに、動詞+名詞で名詞が作られるケースがいろいろありますね。そして意味を考えると、基本形だけでなく、完了形(過去形)との組み合わせで出来ているケースもありますね。

そのほかにもいろいろとさがしてみられたようですね。ここまでは正直、私も気づきませんでした。
子どもと一緒に、自立活動などの授業の中でやってみると面白いかもしれないですね。

語彙の拡充は、こうした観点からカテゴライズしながら
やってみると面白いですね。

語彙の拡充には、その語のカテゴリーを整理していくということが欠かせないですね。
以下の取り組みは、あるデイケア施設で子どもと先生とで作ったものです。魚をテーマにして、淡水魚と海水魚がちゃんとカテゴライズされています。また、この絵には実はなぞなぞまでついています。
「歳をとっても美しい魚は?」さて、みなさんわかりますか?

No.400小学生以降の語彙学習 投稿者:きいじい(掲示板管理人) ...2016/03/15(Tue) 23:45

 語彙は、日々の生活の中で使うことで自然に身につくものですが、音声日本語の入力が限定されるきこえない子は、きこえる子と同じようには増えていきません。そこで、幼児期に、かなり意識的に周りの人は、日本語(音声・文字・指文字・キューなど)の入力が増えるように関わることが必要です。

 しかし、手話中心の生活であったり、あまり日本語を意識しない関わりであったりすると、どうしても獲得する日本語の数は少なくなります。昔の聾学校では、3000語くらいを獲得の目安にして語彙集を作って、「これだけ覚えましょう」とやってきたわけですが(こうしたやり方は今はとりません)、その3000語の根拠は、きこえる子の6歳頃の平均獲得語彙数(自発語)だと言われていました。
 
 確かに、これだけの日本語が小学校入学頃に使えれば、教科書を学習する上での困難さは少ないといってよいと思いますが、3000語とひとくちに言うのは簡単ですが実際には大変なことです。

 聞こえない子のなかには、手話ではいろんなことを話せるけれど日本語はほとんどないといった子もいます。そうした子は、生活言語として手話を持っているので、その手話の単語と日本語の単語との翻訳によって日本語をある程度増やしていくことができます。ただ、記憶することが苦手なタイプの子は、それもなかなか難しいことがあります。こういうタイプの子は、やはり「覚える」練習も必要だと思います。用事を二つ言いつけてやらせるとか、間違い絵さがしとか、さかさことばとか、神経衰弱とか、いろんなタイプのものがありますが、いずれにしろ、意識して覚えるということは必要だと思います。

 とはいっても、小学生以降は、教室に座って学習するということが中心になり、そこで使用する教科書の中に知らないことばがたくさん出てくるわけですが、その都度覚えていくためにはそれなりに工夫も必要です。
 
 先生方の授業を見ていて思うのは、その単元で出てくる語は扱うのに、それに関連する語を扱う人は意外と少ないということです。例えば「一週間」ということばが出てきたとしたら、関連する語として、一か月とか一年とか一日ということばもその時に扱うとか、一週間はどんな曜日で構成されているのかとか、そうした関連する事柄や語と一緒に覚えるのが最も効果的に記憶できます。そのときに時間はかかりますが、ばらばらのことばを覚えるより結果的に効率的です。

 今、私たちが作っているワークには、例えば「〜物」とか「〜場」といったカテゴリーでことばを覚えるページがあります。これもそうした関連付けて学習する方法のひとつです。前者なら「乗る+物=乗り物」「食べる+物=食べ物」、後者なら「ごみを捨てる+場=ゴミ捨て場」「バスに乗る+場=バス乗り場」といった具合です。こうしてことばを広げていく工夫をすることで、ことばを増やしていく、そんな工夫をもっともっとしないと、なかなかことばは増えていかないんじゃないかと思います。

ことばの増やし方 - きいじい(掲示板管理人)   2016/03/15(Tue) 23:55 No.401
動詞+「もの」で名詞を作る学習
こうしてことばのネット―ワークを作って関連付けてことばを増やす工夫をするとよいと思います。

No.363事務所移転のお知らせ 投稿者:掲示板管理人 ...2016/03/07(Mon) 12:07

管理人転居に伴い、3月10日より本会事務局を下記に移転します。ファックス番号は変更になりますが(番号未決定)、メールアドレスは変わりません。

新住所
〒145-0063東京都大田区南千束2丁目10-14-505木島方
メール nanchosien@yahoo.co.jp

なお、出版物の申し込みは下記で受け付けています。
048-916-6250(江原)

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

No.362小1日記より〜その3 投稿者:きいじい(掲示板管理人) ...2016/02/26(Fri) 07:38

 以前に聾学校小1児童の日記を紹介しました。以前に紹介したのは10月15日(NO328)ですから、4か月経ったことになります。10月に紹介した、ある児童の日記が今回どのように変わっているかを見てみたいと思います。以前に紹介した、その子の日記は次の日記です。

 きょうの一じかんめは、うんどうかいのえをかきました。かいたえは、○○タイフーンのえをかきました。まわっているところをかきました。えがかんせいしました。つぎはさくぶんです。じょうずにかけるといいです。

まだ、日本語的にこなれていない箇所があります。字数も100字ほどです。その児童が4か月経って下のような日記を書いていました。(原文のまま)

 今日のひるから、こうえんでじてん車のれんしゅうをしました。
 こうえんの人がいないばしょの木をまわるれんしゅうをしました。上手でした。
 「スイースイー」と、タイヤがまわっている音にきこえたとき、わたしは、おもしろいな、とおもいました。
そのとき、のりものにも、音があるのかなとおもいました。車、バス、バイク、でん車、しんかんせんもぜんぶ、音は、本とうに、あるかもしれません。
 まえはまがることができなかったけど、れんしゅうしたら、しぜんに、できるようになるんだな。とおもいました。できるようになると、うれしいです。

 4か月前とくらべると、ずいぶん進歩しています。字数も250字で、書きたい中身がだんだん出てきて、それが書けるようになってきたことがわかります。
 ただ、テーマがまだ絞り切れていないので、二つのことが同時に一つの文章の中に混じっています。このようなときは、「どっちのことが書きたかった?」ときいてあげるとよいと思います。そして、一つのテーマに絞って書かせるとよいと思います。
 
 もし、私が指導するとしたら、「音を発見したこと」に絞って書いてほしいです。きこえない子が、「世界には音が存在し、音にはいろいろと違いがあるらしい」ということに気づいたということは、その子にとっては、きっと大発見ともいえることにちがいないからです。きっと、それまで、その子は、音はきこえていてもみな同じようにきこえていたのだろうと思います。同じようにきこえていたとしたら、それはなくても同じです。だからその子にとっては、音はきこえていても“ない”のと同じだった。だからこそその子は「音は、本とうに、あるかもしれません。」と書いているわけです。

日記は単に日本語の指導のためにだけ、書かせているのではありません。日記のもう一つのねらいは、自分のことや自分のまわりのことに気づき、考え、認識を深めていくためです。この子は、そういう点で、とても大事な気づきをしたのだと思います。だったら、そのことをしっかり見つめさせ、考えさせ、認識を深めさせていく指導をここですべきだと思います。
「○○ちゃんは、音はどういうふうにきこえているの? 例えば、車とバスは音はどう違うの? トイレを流す音とは違うの? 電子レンジのチーンって音はどの音と似ている? 窓を開けるときの音、雨や風はどう?・・・」などなど。
 
 きこえない子たちには、私たちにはきこえていても、本人にはきこえていない音がずいぶんたくさんあるものです。例えば私がきいた例では、「子どものころ、夕方、ある時間になると、どうしてきこえるお友達は決まったように皆家に帰っていくのだろう?と、思っていた。」という素朴な疑問。5時になると町役場が鳴らす夕焼け小焼けのミュージックサイレンがその子には聞こえなかったため、大きくなるまでず〜っとその疑問を持ち続けていたわけです。
 
 世界には「音」があり、その「音」はみな違う。自分にはききとれる「音」もあれば、ききとれない「音」もあること、そんなことに気づくことは、自分の障害認識を深める上で非常に大事なことだと思います(しかも、それは「よい、悪い」の問題ではないことも含めて)。

 聴覚障害児教育の中で、日記指導は伝統的に行われてきていますが、日本語指導だけでなく、このような視点も持ちつつ日記指導がなされると、子どもの深く考える力、考えを表現する力はもっともっと深められていくのではないかと思います。

添付ファイルは、低学年児童の日記指導の基本的な観点です。このようなことができるようになれば、まず作文の基本はできたと言えると思います。そして、そこからの指導が大事なんだと思います。

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┃代表  木島照夫

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