■ 過去ログ [ 0001 ]
過去ログ:   ワード検索: 条件: 表示:
Page: | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
成人聾者の日本語文章教室から 投稿者:きいじい 投稿日:2016/06/16(Thu) 16:19 No.653

 先日、成人聾者の人たちと半年間(20時間)やってきた日本語文章教室が終わりました。
 すでに皆さん50代、60代なかには70代の人たちもいましたが、「日本語を学びたい!」という気持ちは強く、皆さん、本当に熱心に通ってきました。
 
 学習した内容は、文法と作文が中心で、文法では、助詞の使い方、動詞・形容詞の活用、そして日本語の基本文型にそった構文の方法。それからテーマ作文や自由作文の添削です。
 どの人も作文が好きで、一生懸命書いてきてくれました。ここでは、一つだけ、それらの作文から紹介してみます(個人情報一部カット。文は原文のまま)。

 「私は昭和○年、熊本県の母の実家で生まれた。二歳時、中耳炎の高熱で耳が全くきこえなくなった。耳がきこえなくても子どもの頃から差別されているとは感じず、近所や姉のお友達と木登り、ままごとして遊びました。母から話しました。大学病院の先生になるべく早く発語の訓練を始めたらいいと言われ、県立盲唖学校幼稚部にはいり、二年間発語の訓練しました。・・・(一部略)
 昭和○年に結婚のため生まれて始めて上京して、もう五十年以来になっています。主人はガンのため亡くなりました。一人息子は大阪に過ごしています。孫は国立大学三年生に心やさしい孫でときどきメール交信してます。」

 この方は比較的文の間違いの少ない方ですが、時々、ン?というところが見受けられます。成人の方々と一緒に勉強していてつくづく思うのは、聾学校の時に、もっと日本語の読み書きの勉強を徹底していたらもっと違っていただろうなということです。皆さん異口同音に言うのは「昔の聾学校は発音発音の毎日だった。でも、発音といっても口がぱくぱく動いているだけで何を言っているのかさっぱりわからないことが多かった」。
 
 私たちきこえる人間が口パクで英語をきいていても(見ている?)何を言っているのかさっぱりわからないのと同じ感じなのでしょう(曖昧なものは意味も分からないし覚えられない。覚えられないからいつまでも「わかる」ようにはならないということかなと)。
 
 文章教室をやってやはり難しいなと感じたのは、助詞の使い方と動詞の活用。自分の書きたいことでは、上の文のように比較的間違いが少ない。それは、自分の知っている文のパターンを使って書いているからでしょう。それも経験なのですが、文を読むというところでは、やはり内容を正確に読みとるのが難しくなります。語彙力、文法力に加えて幅広い知識や推論して読むという力が弱いのです。成人してからはなかなかそこまでは取り戻せないのが現実で、やはり幼児期から小学生にかけての基礎的な日本語力、思考力を育てておきたいなと成人の方たちの学習を通して強く思いました。

動詞の活用の教え方は? 投稿者:掲示板管理人 投稿日:2016/06/05(Sun) 11:08 No.649

あるフェイスブックに、ことばの教え方について貴重な意見が書かれていたので紹介します。
ことばの教え方には、二つの方法があり、一つは実際の場面で使っていくことが習得の近道になるというもので、これに適しているのは動詞や形容詞の活用法や日常語。
もう一つは同じ意味をもつが異なる言い方があるが使用頻度の少ないことば。以下、紹介します。(長文引用のため一部省略あり)

1.会話のほうが得意な言葉
2.絵カードやドリル等文字のほうが得意な言葉
の2つをうまく使い分けることでことばを教えるとき無駄な時間をかけなくていいようになるかと思います。
前者の会話のほうが得意な言葉とは…?
”動詞や形容詞等の活用形”と、”日常でよく使う言葉!”
動詞一つとってもいろいろな表現方法があり、活用形って結構聞こえる人は意識せずに使うことができるのですがどうしても難聴者は苦手になりがちです。
大人の難聴者でも結構間違って使っている人見かけます。某社が難聴者をターゲットにアンケートを出したそうですが、その際も意味をくみ取れないことも多々あったそうです。 文章力=学力の差にもなると思うので幼児期の内にしっかり身につけててあげてほしいと思っています。
どんな文章になるかというと…下のような文章になるんですね。(略)活用形がちゃんと使えず、そして能動と受動の違いが分からない。
・「今日はとても暑いでした」
・「夜ごはんを食べるあとに、お風呂あらうをしたり服を片付けるのいろいろなしごとがいっぱいで疲れました」
話が横にそれちゃいましたが、こういう活用形に関してはどんどん日常会話に盛り込んでいくことが大切です。
例えば”ドア×閉める” ひとつにしてもいろいろな言い方があり、その言い方ひとつで意味が全然ちがいますよね。
・ドアが閉まる
・ドアが閉まった
・ドアを閉めた
・ドアを閉めてきて
・ドアが閉まらない
・ドアが閉まりづらい

こういった言い方は紙に書いて覚えるよりも、その都度その都度何度も声かけをしてあげるほうが自然な活用形が子供の語彙にすっと入りやすいです。
話しかけ例:
(ドアが風でバタンと閉まった時)「わあードアが閉まったね!びっくりした〜」
(子供がドアを閉めた時)「○○ちゃん自分でドアを閉めたんだね!ありがとう!」
「あら、ドア開けっぱなしだった?閉めてくれたの〜ありがとう!」
などなど場面に応じて、こういう時はこういう使い方をするんだよ…みたいなことをうまくつたえていけることが大事かなーと思います。

後者の絵カードや絵本、ドリルのほうが得意な言葉とは…?
主に、”名詞”や、”日常ではなかなか使わない言葉”ととなります
たとえば、親の呼び方ひとつにしても、

・ご両親 ・両親 ・親 ・うちの親 ・父/母
・パパ/ママ ・おとうさん/おかあさん
・おとん/おかん ・とうさん/かあさん
・ダディ/マミー

・・・・と本当にきりのないくらいたくさんの呼び方があります。 こういったいろんな呼び方があるのを教えるには絵本であったり、ドリルやカードのほうが適しているときもあります。ただ、なかなか日常生活でこれらの言葉を全部使うことってないですよね?
そういうときにこそ絵本や絵日記、絵カードを活用するのがBESTです!
また、モノの名前などは明確なので、モノに貼り紙をしたりイラストや写真でカードをつくりやすいというのも一つの理由です。
お子様が「机」の単語を覚えたら、次は「テーブル」を教えてみたり・・・いろいろなやり方があります。
うまく1.と2.を使い分けることで、子供にとってもご両親にとってもベストな時間の使い方ができるといいなーと思っています。

以上です。確かにこの方の書かれていることは、基本的にこの通りです。
ただ、こどもは一人ひとり聴力や聴覚活用の程度が違うので、日常場面でその場面で使ったことばや動詞の活用がそのまま子どもに100%入力されるとは限りません。例えばドアを閉めながら大人が「このドア閉めづらいね」と子どもに言ったとします。同じ状況を共有していますから「このドアには困ったもんだ」という意味は伝わるでしょう。問題は「閉めづらいね」という一つ一つの音が子どもに正確に入力できたかどうかです。もしかしたら子どもは「閉めウらいね」と聞いたかもしれないのです。ですからこの言い回しを正しく覚えさせるためには、指文字を併用するか、文字に書いてみせるしかありません。
なかなか面倒ですが曖昧な音声で何度繰り返しても仕方がないのでそれを徹底したいものです。

それから、この方が書いておられるドアを閉める場面での様々な言い回し「ドアが閉まる、閉まった、ドアを閉める…」を絵に書いて整理してみるのもよいと思います(この方のいう2番目の方法)。それによって使い方のバリエーションが視覚的に明確になり、「ああ、こういうふうに使うのか〜」と子どもに100%入力され記憶されると思います。

実はこういうふうに整理したのが、もうすぐ出版する『絵でわかる動詞の活用』(難聴児支援教材研究会発行1700円)です。

高校で日本語を教えている人から 投稿者:きいじい 投稿日:2016/05/29(Sun) 21:08 No.645

 外国から日本に来た高校生に日本語を教えている方からこんな感想をいただきました。了解を得て転載します。

 先日、「きこえない子のための日本語チャレンジ」を購入しました。このテキストは、むずかしいことをよく解きほぐして、分かりやすく、また、さり気ないイラストとともに、すっきりと示してあることに、感動しました。つくり手の視点が、教えるほうにではなく学ぶ人のほうにあるからだという印象を持ちました。

 生きるためのことばとしての日本語を、十代になってからはじめて身につけなければならない私が関わっている子どもたち(高校の「外国につながる生徒」)にとっての難しい点と、きこえないお子さんにとっての難しい点とは共通しているのではと感じました。
 とくに、格助詞の使い方が鍵になることを私も日頃痛感しており、私にとってもこの本は参考になります。
この本の考え方、具体的な教授法を授業に反映させていきたいと思っています。」
以上です。

 外国からの子どもの日本語教育と聴覚障害児の日本語教育は、多くの共通点をもっていると思います。その共通点は、日本語を学ぶ上での文法的な難しさで、それはやはり「助詞」と「動詞」ではないでしょうか?
 助詞は、それ自体で「意味」をもっていないですし、動詞は多様に活用するからです。

 ちがう点は、外国人の高校生は音声言語の母語をもっている点、聴覚障害児は、母語として持っている言語が視覚言語である手話であったり、母語の獲得自体がおろそかになっていたりすることでしょう。
 その意味では、聴覚障害児の日本語習得の問題は、より難しさを抱えていると言えるかもしれません。

形容動詞は活用する?しない? 投稿者:きいじ 投稿日:2016/05/16(Mon) 22:35 No.640

文法指導で品詞分けをするとき、「ひっきりなし」をどう分類すればよいかときかれました。
 
 これは、国文法(学校文法)では形容動詞に分類されています。働きは形容詞と同じですが、「〜動詞」と名がつくわけですから、確かに動詞(古語文法ですが)と同じように「活用する」ということになります。しかし、形容動詞というのはいろいろと矛盾がある文法概念で、このまま子どもに教えてよいのか、という疑問もあります。
 
 それよりもきこえない子でもわかるように実用性を重視し、「活用しない」「特別な名詞」として教えたほうがラクではないかと思います。そして、江副文法では、これを「なにで名詞」と言っています。
 
「ひっきりなし」であれば、この特別な名詞は、うしろに「な」「に」「で」「の」がつくことができると教えるわけです。「な」「の:がつくときは後ろにこれるのは名詞、「に」がつくときは後ろに来るのは動詞、「で」であれば「形容詞」か「なにで名詞」であると。
 
 例えば、「ひっきりなし」+「な」または「の」の場→「ひっきりなしの往来(名詞)」、
 「ひっきりなし」+「に」→ 「ひっきりなしに通る(動詞)」、
 「ひっきりなし」+「で」→「ひっきりなしでやばい(形容詞)」となるわけです。

 このように、「なにで名詞」は、子どもと一緒に探して教室の壁に一覧表にして貼っておくとよいと思います。(添付ファイル)子どもがよく間違えるのは「きれい」。「きれいかった」と形容詞の活用をさせたりしますが、これは形容詞ではありません。「きれいな人」「きれいにする」「きれいできもちいい」となりますから。

「春」のとりくみ〜聾学校幼稚部で 投稿者:きいじ 投稿日:2016/04/27(Wed) 11:13 No.620

 先日、ある聾学校幼稚部(年長)でこんな活動をやっていました。いいなあと思ったので紹介してみます。
 
 それは、学校から最寄り駅までの道ばたに咲いている野草をみつけようという活動です。
 まず、送迎の保護者といっしょに子どもたちに、通学路に咲いている草花を採ってきてもらいます。集めた花を小さな花瓶にならべます。その数は20種類以上。街の中でもけっこうあるものです(添付ファイル1)。

 そして、その一つ一つの名前とか花や茎の色、それぞれの特徴などをで図鑑を使って調べ、1枚の紙にまとめていきます。といってもまずは「たんぽぽ」を例にして、教室で先生と子どもたちとでやります(添付ファイル2)。 たんぽぽにまつわる話しとか、花をみながらいろんな空想のお話しを作ったりして楽しみます。

 やり方がわかったら、あとはそれぞれの子どもが、通学途上でみつけた自分の好きな花について、家で保護者と一緒に図鑑やパソコンを使って調べたり、保護者の小さい頃のエピソードなどを交えて一枚の紙にまとめます(添付ファイル3)。そして、それを学校に持ち寄り、そこで自分の作ったものをみんなに発表したり、質問に応えたりします。
 
 さらに、こうした活動に子どもたちがのっていくと、花の「たたき染め」などに発展していきます(添付ファイル4)。家でもたんぽぽの根を使って、便秘にきくといわれる「たんぽぽコーヒー」を作ったりした家庭もあるそうです。

 こうした一連の活動をみていると、楽しみながらも、大事なことがそこに沢山盛り込まれているなと感心します。この掲示板で何度も書きましたが、ことば・ものの概念を広げる「ことば絵じてん」づくりの活動になっています。きこえない子たちは「ききかじる」ということが苦手ですから、きこえる子なら当たり前に知っている知識がどうしても不足しがちです。知識・常識というのは、文を読んでその文を正しく深く理解するためには欠かせません。語いや文法がわかってその文を正しく読めているはずなのに、全体として何を言っているのかさっぱりわからない、ということは実際にあるのです(掲示板過去ログNO152)参照。
 
 また、こうした活動は、小学校以降の教科学習のベースを作っているという点も見逃せません。「理科」につながる科学的知識の基礎ということはもちろん、「国語」においても、説明文のよりよい理解につながっていると思います(添付ファイル5,6)。

「たんぽぽ」を例に - きいじ   2016/04/27(Wed) 11:18 No.621
「たんぽぽ」を例にして、教室でのやりとりを1枚にまとめたものです。これを参考に各家庭で取り組みます。(添付ファイル2)
親子で取り組んでまとめたもの - きいじ   2016/04/27(Wed) 11:23 No.622
 それぞれ調べたものを1枚にまとめ、学校に持ってきました。(添付ファイル3)
たたき染め - きいじ   2016/04/27(Wed) 11:27 No.623
 こんな活動にも発展させることができます(添付ファイル4)
教科学習にもつながっている - きいじ   2016/04/27(Wed) 11:35 No.624
国語小2年上「たんぽぽ」(東京書籍)(添付ファイル5)
教科学習にもつながっている2 - きいじ   2016/04/27(Wed) 11:39 No.625
国語小2「たねのたび」(三省堂)(添付ファイル6)
迷惑メールにアクセスしないで下さい 投稿者:掲示板管理人 投稿日:2016/04/20(Wed) 07:49 No.617

相変わらず、迷惑メールが毎日のように投稿されています。ブランド商品の紹介を装っていますが、紹介されているホームページにアクセスすると、アクセスした人のメールアドレスが分かってしまうこと、開いた時点でウィルスが侵入するおそれがあることから、決して紹介ホームページにはアクセスしないようにお願いいたします。

休題 投稿者:掲示板管理人 投稿日:2016/04/08(Fri) 07:51 No.541

ご無沙汰しています。掲示板管理人のきいじいです。
現在転居に伴うインターネット未開通(トラブル)により、掲示板をおやすみさせていただいています。
4月中旬以降に開通予定です。それまでおやすみさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

無題 投稿者:みなみ 投稿日:2016/03/18(Fri) 11:09 No.429

カテゴリーごとに語彙を増やすことが大切なのですね。そこで、最後に「物」の付く言葉を考えてみました。「忘れ物」「焼き物」「揚げ物」「読み物」もありますね。
しかし、言葉の意味を考えたら、「食べ物」は「食べる+もの」ですが、「忘れ物」はどちらかと言うと、「忘れた+物」あるいは「忘れられた+物」で、「焼き物」は「焼いた+物」のような気がします。
その他にも、「器」を使った「目玉焼き器」「魚焼き器」「蒸し器」「鼻吸い器」、「機」を使った「織り機」「編み機」、「時間」を使った「休み時間」「遊び時間」もありますね。

複合語 - 掲示板管理人   2016/03/18(Fri) 21:24 No.438
みなみさん、ご投稿ありがとうございます。
確かに、動詞+名詞で名詞が作られるケースがいろいろありますね。そして意味を考えると、基本形だけでなく、完了形(過去形)との組み合わせで出来ているケースもありますね。

そのほかにもいろいろとさがしてみられたようですね。ここまでは正直、私も気づきませんでした。
子どもと一緒に、自立活動などの授業の中でやってみると面白いかもしれないですね。

語彙の拡充は、こうした観点からカテゴライズしながら
やってみると面白いですね。

語彙の拡充には、その語のカテゴリーを整理していくということが欠かせないですね。
以下の取り組みは、あるデイケア施設で子どもと先生とで作ったものです。魚をテーマにして、淡水魚と海水魚がちゃんとカテゴライズされています。また、この絵には実はなぞなぞまでついています。
「歳をとっても美しい魚は?」さて、みなさんわかりますか?
小学生以降の語彙学習 投稿者:きいじい(掲示板管理人) 投稿日:2016/03/15(Tue) 23:45 No.400

 語彙は、日々の生活の中で使うことで自然に身につくものですが、音声日本語の入力が限定されるきこえない子は、きこえる子と同じようには増えていきません。そこで、幼児期に、かなり意識的に周りの人は、日本語(音声・文字・指文字・キューなど)の入力が増えるように関わることが必要です。

 しかし、手話中心の生活であったり、あまり日本語を意識しない関わりであったりすると、どうしても獲得する日本語の数は少なくなります。昔の聾学校では、3000語くらいを獲得の目安にして語彙集を作って、「これだけ覚えましょう」とやってきたわけですが(こうしたやり方は今はとりません)、その3000語の根拠は、きこえる子の6歳頃の平均獲得語彙数(自発語)だと言われていました。
 
 確かに、これだけの日本語が小学校入学頃に使えれば、教科書を学習する上での困難さは少ないといってよいと思いますが、3000語とひとくちに言うのは簡単ですが実際には大変なことです。

 聞こえない子のなかには、手話ではいろんなことを話せるけれど日本語はほとんどないといった子もいます。そうした子は、生活言語として手話を持っているので、その手話の単語と日本語の単語との翻訳によって日本語をある程度増やしていくことができます。ただ、記憶することが苦手なタイプの子は、それもなかなか難しいことがあります。こういうタイプの子は、やはり「覚える」練習も必要だと思います。用事を二つ言いつけてやらせるとか、間違い絵さがしとか、さかさことばとか、神経衰弱とか、いろんなタイプのものがありますが、いずれにしろ、意識して覚えるということは必要だと思います。

 とはいっても、小学生以降は、教室に座って学習するということが中心になり、そこで使用する教科書の中に知らないことばがたくさん出てくるわけですが、その都度覚えていくためにはそれなりに工夫も必要です。
 
 先生方の授業を見ていて思うのは、その単元で出てくる語は扱うのに、それに関連する語を扱う人は意外と少ないということです。例えば「一週間」ということばが出てきたとしたら、関連する語として、一か月とか一年とか一日ということばもその時に扱うとか、一週間はどんな曜日で構成されているのかとか、そうした関連する事柄や語と一緒に覚えるのが最も効果的に記憶できます。そのときに時間はかかりますが、ばらばらのことばを覚えるより結果的に効率的です。

 今、私たちが作っているワークには、例えば「〜物」とか「〜場」といったカテゴリーでことばを覚えるページがあります。これもそうした関連付けて学習する方法のひとつです。前者なら「乗る+物=乗り物」「食べる+物=食べ物」、後者なら「ごみを捨てる+場=ゴミ捨て場」「バスに乗る+場=バス乗り場」といった具合です。こうしてことばを広げていく工夫をすることで、ことばを増やしていく、そんな工夫をもっともっとしないと、なかなかことばは増えていかないんじゃないかと思います。

ことばの増やし方 - きいじい(掲示板管理人)   2016/03/15(Tue) 23:55 No.401
動詞+「もの」で名詞を作る学習
こうしてことばのネット―ワークを作って関連付けてことばを増やす工夫をするとよいと思います。
事務所移転のお知らせ 投稿者:掲示板管理人 投稿日:2016/03/07(Mon) 12:07 No.363

管理人転居に伴い、3月10日より本会事務局を下記に移転します。ファックス番号は変更になりますが(番号未決定)、メールアドレスは変わりません。

新住所
〒145-0063東京都大田区南千束2丁目10-14-505木島方
メール nanchosien@yahoo.co.jp

なお、出版物の申し込みは下記で受け付けています。
048-916-6250(江原)

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Page: | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |