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きこえない子のための日本語チャレンジ!

『きこえない子のための日本語チャレンジ!』

(2013.8発行新刊)

どの子にも日本語の読み書きの力をつけるために

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A4 版 184頁  頒価 ¥1,600(+『動詞・形容詞活用練習ノートCD』セット価格¥2,200)


目次

第1章 文のしくみと文の作り方                                            (1)文はパーツの組合・・・9
(2)文を図にしてみよう(文の視覚化)・・・11
(3)いろいろな文のパーツ(品詞カードの種類)・・・13
(4)かたちのかわることば~動詞・形容詞の活用・・・28
(5)品詞カードを使って文をつくろう・・・35
(6)キーワードを使った日記の書き方(応用編)・・・38
(7)まとめとテスト・・・44

第2章 文のかたち~基本の文型

(1)難しい文も基本はシンプル・・・49
(2)どの文も分解すると基本文型に・・・52
(3)基本のかたち~使う助詞は「が(は)・を・に・と」・・・54
(4)基本文型Ⅰ 「~が」動詞文・・・59
(5)基本文型Ⅱ 「~が~を」動詞文・・・62
(6)基本文型Ⅲ  「~が~に」動詞文・・・70
(7)基本文型Ⅳ  「~が~と」動詞文・・・81
(8)まとめとテストー5つの基本文型―・・・86

第3章 ことばをつなぐことば~助詞

(1)場所に関わる「に・で・を」 ・・・96
(2)まとめとテスト①ー場所に関わる助詞「に・で・を」―・・・113
(3)時間・数量に関わる「に・で・を」・・・119
(4)まとめとテスト②ー時間や数量に関わる助詞「に・で・を」ー・・・132
(5)道具・材料・方法の助詞「で」・・・140
(6)原因・理由をあらわす「で」・・・146
(7)まとめとテスト③ー道具・材料・方法・原因・理由の助詞「で」―・・・149

解答と解説編―保護者と先生方のために―

第1章の学習のねらい・・・156
  日本語の語順の省略について・・・158
  会社での報告書の作成~5W1Hはなぜ大切か?・・・159
  時数詞について・・・159
  自動詞と他動詞について・・・160
  授業『動詞のルールを発見しよう!』~ある日の授業から・・・161
  形容詞の分類・・・162
  形容詞の名詞修飾・・・163
  品詞カードの意味は?・・・164
  動詞・形容詞の活用と使い方のルールの学習・・・164
  品詞カードの作り方(黒板用・大)・・・167

第2章の学習のねらい・・・169
  「なにで名詞」について・・・173
  授業『長い文を作ろう(複文の作り方)』~ある日の授業から・・・175

第3章の学習のねらい・・・177
  レディネステスト解答・・・183
  難聴児支援教材研究会発行図書・教材・・・184

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 『きこえない子のための日本語チャレンジ!』寄せられた感想から

①「最近、聾学校でも文法を指導する学校が増えてきており、私自身も日々指導を行っていますが、試行錯誤の状態で体系化されたテキストや参考書がありませんでした。その意味でこのテキストは画期的な手引書だと思います」
(聴覚支援学校教員)

②「イラストがたくさん用いられて書記言語との関連づけがしやすく、漢字にもすべてルビがつけられています。工夫された記号や色が、感覚的、視覚的に日本語の構造の理解を助けてくれると思います。それにしても、聞こえる私たちが特に意識せず身につけた日本語を教えることの難しさ、そして難聴の子どもたちが日本語を習得することの大変さを改めて感じました。この教材は多くの子どもたちに役立つと思います。」
(国立病院耳鼻科医)

③「実践の蓄積をこのような形でまとめられ、とてもすばらしい教材集となったと思います。とても使いやすそうな教材で、多くのろう学校でも活用されるのではないかと思います。私も紹介・宣伝させていただこうかと思います。
(教員養成系大学教員)

④「夏の補習授業で、高等部生徒に助詞の表を使って指導してみました。行き先に「~に」を使うということがわかった生徒が、授業のあとで、「この助詞の表はわかりやすい」と言ってきました。日本語力の厳しい生徒が『これなら自分にも出来る、わかる』と思い、日本語や国語の学習に乗せていくのには、このテキストは欠かせないと思いました」
(聾学校教員)

⑤「きこえる者が意識しないところできこえない子がつまずいていることに、この本から気づかされます。特にこれまでの教え方では成果があらわれなかった子、理解に困難さを抱えている子へは朗報です。ステップを積み重ねることで着実に日本語の基礎を身につけることができれば、きこえない子の可能性が広がることでしょう。学校には『日本語』という科目はありません。一人でも多くの教師や保護者にこの本を手にとってもらい、目の前のきこえない子にアプローチして欲しいと思います」
(元聾学校教員)

⑥「練習問題がたくさんあってきこえない子が躓きやすい助詞や動詞の活用の問題がいろんな形で出されていて,すばらしいと思いました。娘に見せるとすぐに受け取って新しいテキストをうれしそうに読んでいます。まずは問題をどんどんやっていき,つまづいたり,間違えた時に,説明を読み返して私から説明するというやり方にしてみようかとやり方も考えながらやっています。」
(難聴児保護者)

⑦「きこえない高齢の方々も文が書けない悩みを抱えています。良い教材を作っていただきました。このテキストで、ちょっぴりでも「できた!」という言葉がきけるよう日本語再チャレンジ!したいと思います。『きこえない"じじばば"のための日本語チャレンジ!』(笑)ありがとうございました。」
(支援機関言語聴覚士)

⑧9月から、担任の子に、動詞の活用のグループ分けをして練習しはじめましたが、担任の子が「簡単だ~」と張り切って活用表(これは私が作ったバージョンですが)に書き込んでいます。何グループの動詞か、という質問にはきはき答える姿を見て、言葉を整理して伝えることの大切さをあらためて感じました。他動詞と自動詞もプリントを使って始めました。教え方がいまひとつで定着はまだまだですが、「を」をセットで書いておくと「わかりやすいねぇ」と言っていました。やっと小1段階の言葉の力を獲得した子ですが、生活経験と結びつけることができるので、自立活動の時間には「わかった!」の言葉に力があるのが私もうれしくて、失敗しながらも、またがんばらねばと思っています。
(ろう学校小学部教員)