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難聴理解かるた

『難聴理解かるた』

(2011.7発行)

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頒価 ¥1,900

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 『難聴理解かるた』寄せられた感想から

◆学校で・・
①通級指導で使ってみました。
読み札と取り札を提示してこんな経験ある?と尋ねるとこれはあるある、これは知らなかった‥というのが小5・6年生。やはり自分を客観的に見られる年代になってからの子たちの反応はよく、保護者にその様子を知らせると「教室でそういう思いをしているのを知らなかった」と、異口同音に話されていました。
(愛知・聾学校通級指導担当者)

②通常学級で授業についていけてないということで担任から相談を受け、本人に会いました。
本人は「ぼくは何も困っていない」と言うばかり。そこでこのかるたを使って「これを『よくある』『時々ある』『あまりない』『全くない』に分けてみて」と言うと、最初はあまりやる気がなかったのですが、だんだんと真剣な表情になってきて、「これはよくあるなあ。これは・・」と、熱心に分類していました。その後、「よくある」ことについて、そんなときどうしたらよいか、どうしてほしいと思うかなどについて話し合うことができました。
(長野・難聴学級担任)

③補聴相談に来る子たちに使ってみました。軽中度の高校生たちには、絵札から読み札の内容を想像して考えさせてみました。友達の話をきいて「A君はぼくとは違うなあ」など、自分や友達のきこえを客観的に振り返る機会にもなって、とてもよかったです。
(聾学校補聴相談担当者)

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◆手話サークルで・・
手話サークルで、「難聴理解かるた」を使ってみんなで遊びました。読み手は、声を出さないで指文字だけで1字表出します。それを皆が見て、その文字のかるたの絵札をとります。絵札の裏には、絵と日本語で単語が書いてあるのでそれを指文字か手話単語で表現してもらい、それを他の人が声に出して読んだり、表現がわからない時はろう者に教えていただきました。
「てんとうむし」とか「のどちんこ」「こいのぼり」は手話表現に困りましたね。
さて、あなたならどう表現しますか?ぜーんぶ絵札を取り終えたら、今度は読み札の文章をいくつか選んで皆で手話表現の確認をしました。読み札は、聴者に理解して欲しいろうや難聴の子ども達の「声」が書かれています。
例えば・・・。
*ルールだよ!話をする人 手をあげて。
*マスクはね お口がかくれて こまっちゃう
*つたえる方法 たくさんあるよ!
*いっぺんに 話をされるとお手上げです
*黒板を 書きながら話されると わかりません・・・
などなどです。書かれている日本語の単語にこだわらないで、ろう者にどうしたら通じるかみんながんばっていました。でも、最後にろう者に表現してもらった手話は簡潔でわかりやすかったですね
(あるブログより)

 ◆難聴者本人から・・
かるたで遊びながら、聴こえない・聴こえにくい子どもたちのことが理解できるように絵札も読み札も工夫されていて、いろんな遊び方ができるようになっています。指文字かるたもできますし、読み札の裏側には聴覚障害を理解するための解説が具体的に書かれています。このかるたは、インテグレーションして一般の地域の学校に通っている子達の不安や悩みなどから読み札を作ったそうです。補聴器をしていれば「聴こえる」と思われることも多いのですが、補聴器があっても聴こえ方はまちまちで、男性の声(低い声)は聴こえるけど女性の声(高い声)聞きにくいとか、母音は聴こえるけど子音は聞きにくいなど聴こえ方は人それぞれなので、少しでも多くの人に難聴を理解して欲しいということで作られたかるたです。イラストもかわいいですし、かなり丈夫な紙で作られているので繰り返し遊んでも長く遊べそうです。また遊び方は、個々に工夫もできるのでおすすめです♪
(あるブログより)