全国の難聴児のための早期支援、聴覚障害教育の情報提供、教材などの紹介を発信します。

出版案内⑤全国早期支援出版物~手話関係、新刊『手話で育つ豊かな世界』『新・おやこ手話じてん』『パパと一緒にハッピーサイン』等

飯高京子先生(東京学芸大学名誉教授、元上智大学教授,言語病理学博士,聴能言語士協会会長・元コミュニケーション障害学会理事長)より、標記冊子の読後感をお寄せいただきましたので、以下に掲載いたします。

 

 「この本は、大塚ろう学校や葛飾ろう学校で手話を使って育ってきた本人たち、保護者の方々、関わってこられた先生方など60人の方々の協力による発達早期から手話を使う教育の意義を伝える体験記録集(2020.11刊行)です。手話も日本語も、その子らしさを実現するために、多様性を大事にした支援・教育の様子が報告されており、私は読みながらこれ迄私の受けてきた「手話に対する考え方」が、健聴者の一方的立場からの方法論であったことをきびしく思い知らされました。

 

 2020年末にかけ、新型コロナウイルス感染症が蔓延して社会全体が重苦しい空気に包まれるのと併行して、私の次男がそれまで歩んできた人生を否定される出来事に出会いました。私は、彼の苦しみと模索を親として受け止めましたが、同時に共有することの難しさを味わいました。それまでの私は、健聴者としての立場を当然と見なして言語障害関連の授業を大学で担当し、多数の発達につまづきを持つお子さんや親御さんを「支援してきた」つもりでいました。また高齢化に伴い、さまざまな生きづらさを抱えるようになった90代の義母を介護した体験から、障害を持つ方々やその家族の立場を理解しやすい立場にあると思っていました。それらの自負がすっかり打ちのめされました。

  今回の報告書を読んで、改めて私が健聴者・健常者優位の、上からの目線で制約を抱えた方々や親御さんに接してきたことを反省しました。私は障害を持つ方々へ支援をする仕事につきたいと願い、1955年高校卒業後米国へ留学し、当時まだ新しいとされた言語病理学を学びました。その留学の道を開いて下さった恩師、近江兄弟社学園長の一柳満喜子先生は「教育者は、その子どもに与えられた賜物を見出し、その力を精一杯生かせるよう支援すること」であり、「制約をもっ人への支援は、上からの目線で教えこむのではなく、相手と同じ目線に立ち、相手の可能性を引き出すこと」。日本ではまだ「お気の毒な人へ慈悲をほどこす姿勢が強いから、そうではない見方ができるよう留学しなさい」と勧めて下さいました。私は、満喜子先生のご助言を受け、渡米・留学の道を選びました。今回の報告集「その子らしさを実現する支援・教育を求めて」は、まさしくその理念追求ですが、私はこれ迄、聴覚障害児者の手話の大切さを十分理解していなかったこと。私を米国へ送り出して下さった恩師の一人、私の中学・高校の家庭科教師で全ろうの故西川はま子先生は口話のみの教育を受けられたこと。私の受けたこれ迄の「専門教育」には、手話の大切さが取り上げられていなかったことなどを改めて思い返し、反省しました。

  

 渡米していきなり英語環境で学ぶことは私にとってとても大変でした。高校迄は読み書きや英文法中心に学んだ私は、教授の「早口講義」について行けず、黒板に書かれた文字や教科書を手掛かりに理解しようとしても難しく、途方にくれました。周囲の人々の様子を観察して彼らが笑うと、何か冗談が話されたのだな、と推察するのが精一杯でした。親切そうな同級生を探し、講義ノートを見せてもらって授業内容の概略を知り、参考になりそうな挿絵入り小中学生用の本を市立図書館から借りて、内容背景となる社会や文化を学びました。少しずつ慣れてきて理解できる英単語が分かっても、講義内容の全体像を十分把握できませんでした。その不安と焦りにつきまとわれました。難聴者の学生さんが、口話中心の授業や企業環境に適応することには、とても苦労が多いこと、また視覚的な手掛かりが非常に大切であることが推察されます。

 現在、80代に入った私は高齢化に伴う難聴が始まり、週一回のNGO平和団体「国際友和会」のオンライン連絡会にアジア地区委員として補聴器をつけて参加しています。補聴器をつけていても会議内容を十分聞き取れない場合、特になまりの強い英語が語られる場合には、録音を再生し聞き返して補っています。これは骨の折れる作業です。難聴者が一般企業で健聴者と同様の仕事をこなすには、本人の努力だけでなく周囲の配慮と励ましがとても大切ではないかと考えます。

 

 近年、聴覚障害乳幼児に人工内耳の早期適用が推奨され、外界の音を導入さえすれば、彼らの問題は解決されるであろうとの考えが、医学会を中心に強まりつつあると聞きます。しかし外界からの聴覚刺激を入れるとき、その音のつながりに代表される「ことば」の意味づけや、その「ことば」が使われる社会や文化のしくみの理解も併行して育つことが大切です。聴覚に障がいのある子どもは、音のつながり(連鎖)の意味を理解しやすい手話からも受け入れながら、自分と自分の周囲の世界を理解し始めます。「ことば」は、自分を愛し、受け入れてくれる親や周囲の人々を信頼し、心を通わせることを通して育つからです。初めて聴覚に問題があると診断された乳児の保護者の中には、その障がいを受容するのがとても難しかった方の事例報告もありました。親の不安や迷いは子どもにすぐ伝わります。子どもの制約をありのまま受け入れることは大切だと分かっていても、親がわが子の将来に期待していた夢を砕かれたときの思いはそう容易に癒されません。わが子をあるがままに受け入れ、子どもの将来を前向きに考えられるようになるのは時間がかかり困難な過程です。今回、私自身が息子の挫折を受け入れる体験を通し、同じ体験をした親御さんたちに励まされ支えられて、親子共々、少しずつ元気を取り戻しています。ですから、ろう学校の担任だけでなく、先輩の方々の事例や保護者からの励ましと支えあいは、とても貴重だと思います。

 

 子どもの健やかな成長のためには、医療行為を補う日々の教育現場での学習や、客観的助言を提供する心理や言語専門職の役割など、すべての専門職が補いあい、連携しあって子どもの成長を支えることが基本です。かって、聴覚や言語障害児者への指導はすべて医師の指示下で働く職種にしたいとの強い要請があり、私たち言語聴覚障害児者の支援に関わっていた者たちは、子どもや利用者の視点から医師の指示下に限定される医療補助職の養成と国家資格制度化には異議を唱えて反対運動をしました。子どもへの支援内容が分断されることは良くない。それぞれの専門職の長所を認め合い、子どもや障害を持つ人々のために連携して支えることの出来る人材育成が必要と主張し、1997年に言語聴覚士国家資格法制化の実現に至るまで、厚生省(現厚労省)官僚や、医師会、国会代議士を相手に、言語聴覚障害児者を支援する自主団体の代表として、仲間たちと根気よく訴え続けました。とうとう双方が痛み分けの形で、医師の「指示下」ではなく「協同」の立場で働く言語聴覚士が認められました。その代わり養成制度は医師側の主張を受け入れて基本は高卒3年とする案に合意しました。ただし、当時の養成カリキュラム検討委員会では、医師側の意向が強く、言語聴覚障害児者を支援する当事者の意見は、ほとんど認められませんでした。聴覚障害児教育の内容に手話が含まれずに現在に至っていることは、申し訳なく残念です。聴覚障害のある子どもへの教育は、いわゆる「健聴児の発達に近づける」ことが目標ではない。子どもの持つ可能性を最大限に伸ばすためには、彼が自分を理解し、自分で考えて行動できる道具としての言語の発達支援が大切であり、それには専門的知識の習得と訓練が必要です。国家資格成立以来20年以上経過した現在、言語聴覚士養成カリキュラム改定の取組みは、言語聴覚士協会で始められたと聞きました。同時に、国立大学における特別支援教育履修科目に、手話関連内容を含める必要性を強く訴えることも大切です。

 

 新型コロナウイルス感染を防ぐためにマスクの着用が義務化され、聴覚障害をもつ乳幼児は、母親や保育士、指導者の表情、特に口元が見えない致命的な制約を受けています。

先日、NHKラジオ放送で京都大学比較認知発達科学の明和雅子(みようわ・まさこ)先生がマスクを常時装用する保育士にケアされる乳幼児の言語発達を長期的に観察した結果、見逃せない遅れを認めたこと。現在、京都市内の保育士たちの協力を得て、マスク着用の制約に対処する方法を探る研究をすすめているとの報告がありました。その放送をきっかけに名和先生の出版物や報告を調べました。「ヒトの乳児は模倣行為からことばや文化を学んでいく」との指摘は、手話の大切さを訴える皆さんの傍証となるでしょう(名和雅子(2019)「ヒトの発達の謎を解く」ちくま新書1442)。

 

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この書籍は、発達の早期から手話を積極的に

 ろう教育課程修正を実現させるためには、これまでのように根気よく教育実績を積み上げ、その必要性を示して関係者の理解を増やしていく。その大切なステップとして、今回の報告集刊行に尽力された皆様に深く感謝し、今後のご健闘が支えられますよう祈ります。

  

『手話で育つ豊かな世界』(全国早期支援研究協議会発行,900円)は、本ホームページより購入できます。    

新刊発売!『手話で育つ豊かな世界~その子らしさを実現する支援・教育を求めて』

B5版,124頁,900円,全国早期支援研究協議会編)

 

 

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この書籍は、発達の早期から手話を積極的に使ってきたろう学校の在校生・卒業生、その保護者44人と、その支援・教育に関わってきた聾者・教員・ST・研究者など17名の計61名によって書かれた実践の記録・報告・論文集であり、おそらく手話をテーマにして書かれた書籍としては日本で最初の本だと思います。

 ここには人工内耳を装用している高校生・中学生や軽中度の大学生・高校生・中学生など、病院では「きこえているから手話は要らない」と言われてきた本人たちを含めて、手話を発達の早期から使ってきた保護者・本人たちが、手話がなぜ必要なのかをそれぞれの立場・視点から明らかにしています。 

 また、支援・教育にあたってきた側からは、発達早期から手話という言語でコミュニケーションが成立することが、その子どもの情緒的な安定や意欲、自己肯定感などを育み、また認知・概念形成・思考力を促すことを論じています。

 

さらに耳鼻科医田中美郷先生(帝京大名誉教授)は、この冊子の論稿の中で①「2歳では人工内耳装用は遅いという理論的根拠は何もない」こと(木島注:実際この本に登場する5名の装用児達は皆3~4歳装用で、今、十分に人工内耳を使いこなしています)、②大事なことは「一つの言語(手話であれ音声言語であれ)を能力の許す限り習得させる」ことであり、そのためには自然言語としての手話が有利という証拠は否定できないということを最近の米国の研究論文を引用しつつ述べておられます。

 

この点は確かに私もそうだと思います。私は10年以上に渡って発達早期から手話を使っている子どもたちの発達検査や言語検査等をやってきて、とくに3歳までにしっかりと手話で言語獲得してきた子は、言語を使って「考える力」がよく伸び(これはこの冊子掲載の拙稿をご覧ください)、そのことがのちの日本語力や学力に繋がっていることを実感しています。 

また、手話はこうした「認知能力」だけでなく、「自分は価値ある存在だ」という自己肯定感を育み、自己肯定感は物事に取り組む意欲や積極性、粘り強さ、集中力や工夫する力、失敗しても挑戦する自己回復力、自分をコントロールする自制心、集団の中でのリーダーシップなど、いわゆる「非認知能力」の発達にもつながっていることを実感しています。ただ、こうした「非認知能力」は客観的に数値で評価することが困難です。しかし、それゆえにこそ、この冊子の本人・保護者の手記こそがそのエビデンス(証拠)であり、大切な意味をもっていると思います。ぜひそうした非認知面での成長ということも、この冊子の中から読み取っていただけるのではないかと思います。

 

 

○内容

1部 当事者(本人・保護者)の立場から

   1.大学生・社会人・保護者11名  

   2中学生・高校生・保護者25名 

   3.幼児・小学生保護者8名

2部 子どもへの支援・教育の立場から

   濱崎久美子、関根久美子、菅原仙子、小林萌子、河合瞳、持田博美、臼井なずな、   牛島文、天沼陽子、木島照夫

3部 外部専門家・研究者の立場から

   田中美郷、中川信子、河﨑佳子、南村洋子、森せい子、早瀬憲太郎、上農正剛

 

書籍の申込方法

  ①お名前、②お届け先(郵便番号・住所)、③連絡先、④必要冊数をお書きの上、メールまたはFAXで下記あて先にお願いします。

*5冊以上で1割引、10冊以上で2割引になります。但し送料・振込料別(郵便振込料は1,000円以上購入で研究会側負担・銀行振込の場合150円引)


メール soukisien@yahoo.co.jp   または  nanchosien@yahoo.co.jp

    ・FAX 03(6421)9735(木島)  

   

*下記の申込用紙をダウンロードして、上記へメール(写真添付)またはFAXでも可

  書籍注文用紙2020.10.pdf 

 

☆チラシダウンロード⇒「手話で育つ豊かな世界」チラシ.pdf


○感想・推薦

お寄せいただいたこの書籍の感想・推薦の文を以下に紹介します。


①「手話がなぜ必要なのか、様々な教育実践から具体的に説明されている一冊です。聴覚障害児教育の難しいところは、親の9割が聞こえる親であるために成人聴覚障害者の世界を知らないまま、我が子の教育方法の決定的な判断をしなければならないということにあります。そしてその聞こえる親と最初に寄り添う専門家である医療関係者の多くもまた、成人聴覚障害者の「手話の世界」を知らないという現実もあります。」(群馬大学教育学部教授・金澤貴之)


②「音声を聞き取ったり話したりすることができないから手話を使うわけではありません。わかる手段は1つより2つの方がいい。これからの聞こえない子どもたちには、日本語と手話の2つの言語を獲得・習得することが、社会参加に絶対に欠かせません。この本では、聞こえない子どもたちが手話で幸せになる明るい未来の姿を力強く描いてくれています。手話か音声かの時代は終わりました。手話も音声も、です。」(金沢大学学校教育学類教授・武居渡)


③「ろう児の教育になぜ手話が必要なのか。これに迫った書籍は、耳鼻科の医学書ではほとんど存在しません。ことに耳鼻科医は、まず障害克服を中心にしか考えていないからです。なぜ手話が重要なのか、実際に聞こえない子供たちの意見を聞いてみたらどうでしょうか。障害を克服するためには、多くのものを犠牲にしなければなりません。その犠牲のほうがはるかに大きい人もいるのです。多くの聞こえない子供たちが、もっと有意義な人生を過ごせる方法もあると思います。ろう児の教育の中で、一つの選択肢しか考えようとしない耳鼻科医たちの了見の狭さには失望せざるをえません。何が重要なのか。まずは自分の頭で考えましょう。そのための資料として、この冊子は非常に価値のあるものです。一読をおすすめします。」(耳鼻科医・平野浩二氏・Facebookより)


④「本書には当事者や彼らを取り巻く保護者、支援者から見た手話の重要性についてのリアルな描写が多く掲載されており、非常に読みごたえがあり、多くの聴覚障害児教育関係者にもご一読いただきたい内容です。また、私個人としては田中美郷先生が医師という立場で人工内耳と手話について公平な視点で考察されている点に深く感銘を受けました。」(国立大学教育学部助教)


⑤ご自身の母語(=日本語)ではなく他の言語で、毎日ご家族やご友人と話さなくてはならないという世界を想像したことはありますか。それがわたしたち聴覚障害者にとって「手話のない世界」です。自分たちにとって自然言語であり視覚言語である手話の獲得は、コミュニケーションや情報へのアクセスを100%可能にしてくれます。そして、アイデンティティーの確立と強く結びついています。この本には、ありのままの自分でいられる「手話の世界」で育った喜びが溢れています。(東京大学熊谷研究室ユーザーリサーチャー・まきのまなえ)


⑥「これまで出会ったろう・難聴の人たちは、本当に多様なバックグラウンドを持っていました。通常の学校に通ったのか、聾学校に通ったのか、聾学校で手話がどのくらい使われていたか、小さい頃から手話があったのか、大人になって初めて手話に出会ったのか...などなど。 そして、多かれ少なかれ、みんな、苦しかった過去、辛い思いをしたことがあったようですが、目の前にいる、笑顔で手話で語りかけてくれるろう・難聴の友人・先輩・後輩は、そういった過去を、なかなか聴者である私に話してくれることはありません。私も、ずけずけと聞くことはしません。でも、ソーシャルワーカーとしてろう・難聴の方々の相談支援をする際には、彼らのそういった、言葉にできないことに思いを馳せること、理解しようと努力し続けることができなければなりません。本書は、ろう・難聴の方々のことをより深く理解するための一助になると思います。教育関係者は言わずもがな、ろう・難聴者に関わるソーシャルワーカーにとっても必読の本です。(二神麗子・群馬大学助教、社会福祉士・手話通訳士)

 

この冊子は、手話導入後20年の大塚ろう学校等の教育についての証言集になっていて、その支援・教育を当事者らが肯定的に受け止めていることが生々しく伝わってきます。教育の現場の実践について科学的な評価を求めることはあまりにも多くの要因が複雑に入り組んでいて困難だと思われます。しかし、この冊子は、本人、保護者、元教員、研究者、専門家らが様々な立場・視点で大塚ろうの実践を評価していて、科学的な評価に代わる十分な「エビデンス」になっています。このような多様な視点から一つのろう学校の教育実践を評価した本は他に例を見ないと思います。単なる感想ではなく具体的な指導の記録にもなっていますし、皆が相互に支え、支えられ新生児期から手話コミュニケーション環境を用意する新しい教育実践にチャレンジしてきた姿を見ることができます。聴覚障害本人にとっては自信を持って歩む先輩の様子を知ることになり、保護者や教員にとっては指導のモデルを見ることになります。ぜひ、手に取って見ていただきたいと思います。(ろう・難聴研究会メル・マガより)

                                                                       

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⑧聞こえない・聞こえにくい子を持つママさんパパさん、手話や子育てや教育に関心がある皆さんにオススメの本です。私の友人とそのお子さんたちの体験談も掲載されています。うちの娘が生まれたのは24年前。家族で聞こえないのは娘だけでした。手話にも、聞こえないことにも、全く知識がなかった私はとまどうことばかり。その頃、この本があったらどんなに支えになったことだろう...と思います。今は、娘も成人し、就職し、結婚しました。自分らしく生きている娘を見ると、娘を手話で育てることができて本当に良かったと思います。恩師である、ろう者の映画監督さんの文章の中に娘のこともほんのちょっと触れられている部分がありました(笑)。とても読み応えがある貴重な1冊です。(某メルマガより)

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⑨なんども繰り返されるのは「100%わかる言葉(手話)」の重要性。たとえ軽度の難聴でも音声言語のなかでは、たえず曖昧さのなかにおかれる。それがどれだけきついことか。メンタルの問題だけではなく、学びの面でも。子どもが聞こえないことがわかったら、すぐに手話で語りかけること。赤ちゃんでも。いや、赤ちゃんからが大切。(森埜こみち・作家) 

⑩当事者、支援・教育、それぞれの立場の人たちからの話がひとつの本で読めることで、当事者の気持ちをさらによく理解できると思いました。個人的には天沼先生の話と最後の木島先生のあとがきが心に残りました。(大学講師・当事者)

これまでもろう・難聴児にとっての手話の必要性については時々聞くことがありましたが、ネットをはじめ様々な情報や価値観があふれ、混乱している中で、私の中では一情報として埋もれてしまっていました。手話の価値にようやく気づき始めた私にとって、当事者や専門家の様々な視点をまとめたこの本はとても説得力があり、今後の育児の指針となりました。(軽中度難聴児・保護者)


『新・おやこ手話じてん』

          1,800円(消費税分サービス)      

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 旧版「おやこ手話じてん」が10年ぶりに改訂されました。時代に合せて新しい語(「スマホ」「ハロウィン」など)が約40語加わりました。頁は増えましたが値段はそのままです。消費税分(180円)はサービス!

 

推薦します!

 

「辞典として携帯性がよいので調べやすい、子どもが自分で調べられるのも有難い。動詞と形容詞が充実していて、新しい単語も入っている。食卓の上に置いておきたい感じがします」とある親御さんが喜んで下さいました。手話言語の語彙が広がることは音声言語の語彙拡大にも直結するので毎日役立つ貴重な本だと思います。」  秋田県リハ・精神医療センター耳鼻科医 中澤操

 

「かわいいイラストがいっぱいで楽しく読める本ですね。1章では手話の大切さとともに、日本語習得へ向けて意識しておくべき重要な点がコンパクトながらわかりやすくまとめられていると思いました。ところどころに挿入されているエピソードに先生方の暖かい視点を感じます。調べたい語がどこに属するのか戸惑うこともありそうですが、文末の索引が役立つと思います。手にとって開いてみたら興味をひかれてつい次のページをめくっていた・・・そんな本ですね。耳鼻科の外来においておきます。」国立三重病院医耳鼻科医増田佐和子

 

息子の為にまず、手話を覚えていこうと思い、今、親子で一緒にみています。息子が(これは?)とひとつずつ指をさし、それを見ながら私が本の通り手話をまねて、一緒にしています。そのやりとり、そして息子のいろいろ知りたいという気持ちに答えられるのが親として嬉しく感じています。手話とはこんなにたくさん覚えなければならないのか・・・と挫折してしまいそうな気持ちにもなりましたが(笑)、手話を一から覚える私にとってとてもわかりやすく、調べやすい本だと思います。絵も描いてあるので一生懸命説明しなくても見るだけで息子もなんとなくわかっているようです。息子と普段使うような言葉がたくさん載っているので、とても良いと思います。」    保護者

 

「手話の辞書は本屋に行けば何十冊もあります。でも、聞こえないお子さんや聞こえにくいお子さんを
育てているご両親にとって、それらの辞書はわかりやすいものだったでしょうか。大人人の手話学習者向け
に語彙が選択され、編集されていた気がします。それに比べると、この「おやこ手話
じてん」は、小さなお子さんとの会話に必要な語彙がちゃんと含まれていて、この本をもとに親子でいろい
ろな話ができるきっかけになるのではないでしょうか。もちろん手話を覚えることだけでコミュニケーショ
ンが豊かになるわけではありませんが、この本が親子の会話を豊かにすることは間違いないと思います。
手話の世界へようこそ。」金沢大学学校教育学類教授 武居渡

 

「じてんの引き方がていねいに解説されているだけでなく、きこえない子どものご家族の方々が手話や
ことばの発達ついて持つ疑問にもわかりやすく答えています。親子だけでなくきょうだいや友だちがこの本
をきっかけに楽しくたくさん話し合えることを望んでいます。」 愛知教育大学教授 小田候朗

☆出版物購入方法 

 

出版物の申込は、下記の出版物申込用紙をダウンロードして必要事項を記入し、 ①メール(写メ添付可)またはFAXでお申込み下さい。 ③申込用紙ではなく、メール本文に直接、購入書籍教材・教材名、送り先を入して送信していただいてもかまいません。 教材送付と同時に郵便振替用紙(1,000円以上当方手数料負担)を同封いたします。 お支払いで銀行口座振込みをご利用される方は「銀行振込」と記入または注文用紙の「銀行振込」を〇で囲んで下さい。千円以上ご購入の場合、合計金額から150円お引き致します(但し個人購入の場合)。またその場合は郵便振替用紙は同封いたしません。   

出版物申込用紙⇒ book_fax20-5.pdf


FAXの場合⇒ 03-6421-9735(木島)または 048-916-6250(江原)

メールの場合⇒nanchosien@yahoo.co.jp   (難聴支援事務局)

    またはsoukisien@yahoo.co.jp (早期支援事務局)

★郵便振替口座 00100-9-718706 難聴児支援教材研究会

★銀行口座 ゆうちょ銀行・店名038(ゼロサンハチ)普通8396021 難聴児支援教材研究会 

 

『おやこ手話じてんDVD』(旧版対応) 

             2枚組 2,500 

 

  

手話の動きがイラストだけではよくわからない。

DVDを作ってほしいという要望に応えて作りました。 jitenDVD1.JPG

 

 

 ☆辞典に掲載された全1317語が50音順に配列されており、1語1語検索できます。

 

注文は以下のところにお願いします。
お名前・ご住所・連絡先・希望の本と冊数をご記入のうえ、メールかFAXで申し込んでください。 

メール(下記いずれも可) 

nanchosien@yahoo.co.jp       

soukisien@yahoo.co.jp 

FAX 03-6421-9735(木島) FAX 048-916-6250(江原)

*FAXの場合は、こちらのファイルをダウンロード後、印刷して必要事項をご記入下さい。(申込用紙記入後、携帯写メで撮影・添付してメール送信でも可申込用紙ではなく、メール本文に直接、購入書籍教材・教材名、送り先を記入して送信していただいてもかまいません。教材送付と同時に郵便振替用紙(1,000円以上当方手数料負担)を同封いたします。お支払いで銀行口座振込みをご利用される方は「銀行振込」と記入または注文用紙の「銀行振込」を〇で囲んで下さい。千円以上ご購入の場合、合計金額から150円お引き致します 

 出版物申し込み用紙⇒ 
book_fax20-5.pdf     

 

 『おやこ手話じてんイラストCD』(旧版対応)

              1,200円

 

親子手話辞典イラストCD.jpgのサムネール画像

*「おやこ手話じてんDVD」(2,500円)とセットで⇒3,000

 

  

おやこ手話じてん」に掲載された3,000枚以上

のイラストが、テキストや問題作成等にコピーして使用できます。(但し商用不可)


 

 『パパといっしょにハッピーサイン!』

A5版150頁  1500円   

ハッピーサイン.jpg親子の会話を通して、自然に手話が覚えられる手話会話テキスト。

推薦文(50音順)

【1】「曇りガラスの向こうとこっちのようなコミュニケーションが、この本と手話とによりくっきりとし、楽しいものになっていくことでしょう。親子の目と目、笑顔と笑顔、気持ちと気持ちの通い合いにより、お子さんの心、言葉、知恵がぐんぐん成長することと信じます」(元岡崎聾学校長 市橋詮司)

【2】「聾学校の乳幼児教育相談で定期的に仕事をさせていただいていますが、お父さんとお会いする機会も増えてきました。このような本が出版されることを大変うれしく思います。この本がたくさんの方に読まれることを願います。」(愛知教育大学 小田侯朗 )【3】「『パパといっしょにハッピーサイン』は手話入門書ではありません。聞こえない子を持つお父さんは別に手話通訳者のように流暢に手話ができなくても、わが子とコミュニケーションができればいいのです。単に手話単語や手話文を学ぶだけでなく、お父さんがどのように子どもに向き合えばいいか、そのヒントが例文の随所にちりばめられ、また豊富なコラムもまたお父さんとお子さんのコミュニケーションを手助けしてくれるでしょう。がんばれ、お父さん 」 (金沢大学教授 武居渡)

【4】「従来の聴覚障害児教育はともすれば母親に過大な負担を強いがちであり,父親の役割はほとんど話し合われることはなかったといってよい。そこには育児は母の仕事であるという日本社会の暗黙の了解が色濃く反映されていたとみることもできよう。しかし今後の日本社会は育児は夫婦で行なうものという認識の元に緩やかな発展を遂げていくことが望まれる。そのような日本社会の下での聴覚障害児教育の将来像を描き得る格好の手引書が刊行されたことは,2人の聴覚障害児の父でもある私にとっては大きな喜びである。この本が1人でも多くの聴覚障害児を持つ父たちの手に届くことを切に願ってやまないと共に,この本を作成するに当たり多大な労苦を惜しまなかった関係者たちにも深い敬意の念を示したい。」 (茨城県聴覚障害者協会 末森 明夫)

 

☆出版物購入方法 

出版物の申込は、下記の出版物申込用紙をダウンロードして必要事項を記入し、①メール(写メ添付可)または②FAXでお申込み下さい。③申込用紙ではなく、メール本文に直接、購入書籍教材・教材名、送り先を記入して送信していただいてもかまいません。教材送付と同時に郵便振替用紙(1,000円以上当方手数料負担)を同封いたします。お支払いで銀行口座振込みをご利用される方は「銀行振込」と記入または注文用紙の「銀行振込」を〇で囲んで下さい。千円以上ご購入の場合、合計金額から150円お引き致します(但し個人購入の場合)。 

出版物申込用紙⇒ 
book_fax20-5.pdf


FAXの場合⇒ 03-6421-9735(木島)または 048-916-6250(江原)

メールの場合⇒nanchosien@yahoo.co.jp   (難聴支援事務局)

    またはsoukisien@yahoo.co.jp (早期支援事務局)

★郵便振替口座 00100-9-718706 難聴児支援教材研究会

★銀行口座 ゆうちょ銀行・店名038(ゼロサンハチ)普通8396021 

  難聴児支援教材研究 

┃難聴児支援教材研究会
 代表 木島照夫

〒145‐0063
東京都大田区南千束2-10-14-505 木島方
TEL / FAX:03-6421-9735

mail:nanchosien@yahoo.co.jp