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だれでもわかる日本語の読み書き/第25回「に・で・を」を使って文を作ろう!

 このYouTube日本語講座では、これまでに、助詞「が、に、で、を、と」を一つ一つ取

助詞手話記号一覧表.pptx.jpg

り上げて、その使い方について学習してきました。それぞれの助詞はどのような使い方(意味・用法)があったのか、一覧表にして整理したものが右の表です。この表をみると、それぞれの助詞の用法をいくつかの共通のテーマのもとで括ることができます。

 例えば、「場所」(どこ)というテーマで括った助詞の使い方が「に・で・を」の3つの助詞に5つの使い方がありますし、「対象」というテーマで括ってみると「に・を・と」の3つの助詞に4つの使い方があることがわかります。そこで今回は、使い方が最も多い、「場所」に関わる「に・で・を」の5つの用法を取り上げてみたいと思います。一度、学習した使い方なので復習もかねて整理してみましょう。


以下、YouTube動画は下記のURLを開いて下さい。

第25回「場所の「に・で」を」を使って文を作ろう!」(14分・字幕付)

 https://youtu.be/IsbMHrLcMgc


また、①今回のYouTube動画の無料テキスト・問題は、以下のURLからダウンロードできます。さらに、②助詞の意味と使い方一覧表(おたすけカード)PDFと、③助詞手話記号(写真カード)PDFもダウンロードできます。


①テキスト・問題

25.場所の「に・で・を」~文を作ろう.pdf


②助詞の意味と使い方(おたすけカード)

助詞の意味と使い方(おたすけカード).pdf

 
③助詞手話記号(写真カード)


 

場所の「に・で・を」5つの使い方.pptx.jpg

〇学習内容

 場所に関わる助詞の使い方には、以下の5つのパターンがあります(右図参照)。


①助詞「に」

(ア)行先(目的地)・・・(例)「風呂 入る」「学校 行く」

(イ)存在・・・(例)「風呂 ある」「学校 いる」

場所の「に・で・を」5つの使い方(問題1).pptx.jpg

②助詞「で」

 場所・・・(例)「風呂 洗う」「学校 あそぶ」 

③助詞「を」

(ア)出発点・・・「風呂 出る」「学校 出発する」

(イ)通過・・・「風呂 通る」「学校 通り過ぎる」

このような使い方で、場所を一つ決めて、助詞「に・で・を」を使って文を作ってみましょう。


「に・で・を」実践例.pptx.jpgのサムネール画像

添付した図は、聾学校での場所の「に・で・を」の授業で使用されていた教材です。町の地図を使ったり、トンネルを使ったり、子どもが楽しく学べるようにそれぞれに工夫されているのがわかります。

その下は、ある難聴幼児の家庭で使われていた教材です。教材を工夫することで、年長さんくらいになるとこのような指導も可能で、このお子さんは、それまでよくわかっていなかった助詞が理解できるようになり、年長の頃にはJcoss(日本語理解テスト)で14項目通過(小2~3年レベル)できるまでに文法力がつきました。

幼児の事例.jpgのサムネール画像幼児の事例2.pptx.jpgのサムネール画像

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