全国の難聴児のための早期支援、聴覚障害教育の情報提供、教材などの紹介を発信します。

だれでもわかる日本語の読み書き~第6回「品詞カードの作り方」(指導者向)

今回は、「品詞カード」の作り方について説明します。品詞カードは、ホワイトボード上に貼り付けて、日本語の文の構造を一目でわかるようにするとても有効な教材です。ぜひ、作ってみてはどうでしょうか。ユーチューブは以下のところを開いて下さい。今回は、教材の作成ですので子ども向けのテキスト等はありません。(動画5分)

 https://youtu.be/_Nw4O28XF-w


1.準備するもの

 まず、準備するものは、色方眼紙(黄色=名詞、ピンク色=時数詞、黄緑色または薄緑=動詞、水色=形容詞)です。とりあえず4色準備します。

品詞カード材料.jpg

色方眼紙はネット販売でも購入できます。A31枚で80円前後です。名詞(黄色)と動詞(黄緑)は少し多めにあるとよいでしょう。

それから、図書館の本などに貼り付けてある透明のカバーフィルム(ブックカバー)。これもネット販売で購入できます。私はニチバンの粘着剤付きロールタイプ(2m×35cm)を使っています。500円前後です。

マグネットシート(粘着タイプ)1600700円。厚めのもののほうが粘着力が強いです。

 

2.作り方

(1)色方眼紙の黄色(名詞)、ピンク色(時数詞)は、長方形に切ります。サイズは、

が使っているのは縦5.5cm×横16cmです。このサイズでカットしていくと、A3版

品詞カード材料2.jpg

から―方眼紙なら16枚とれます(因みに、通常の教室の黒板で使用するのであれば、9cm×21cmくらいに切ります)。

(2)カラー方眼紙の黄緑色(動詞)、水色(形容詞)は、まず名詞などと同じ長方形に切った後、長い辺の端から3cmくらいのところに印をつけ、短い辺の真ん中から切って、横長ベース型にします。

(3)それぞれのカラー方眼紙の色面全面を覆うようにカバーを掛け、内側に1cmくらい織り込みます。その時にしわがよらないように気を付けます。粘着剤は付いていますが、端っこは、必要に応じてセロテープ等で補強しておくとよいでしょう。

(4)カードの裏面にマグネットシートを適当な大きさに切ってはりつけ、黒板等に貼っても落ちないようにします。これで完成です。

品詞カード材料3.jpg

ホワイトボードマーカーなら何度でも文字を書き、消して使えますが、油性マジックは消えないので注意が必要です。

 さらに、児童用としては付箋紙をカットして品詞カードを作成すると、児童が机上の紙面上または小さなホワイトボード上で、カードを操作しながら文の構造を学ぶことができます。

┃難聴児支援教材研究会
 代表 木島照夫

〒145‐0063
東京都大田区南千束2-10-14-505 木島方
TEL / FAX:03-6421-9735

mail:nanchosien@yahoo.co.jp