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だれでもわかる日本の読み書き・第16回~助詞「が」を使って文を作ろう

これまでは、時数詞、名詞、動詞、形容詞など単語・品詞の学習が中心でした。今回から助詞を使って、具体的に文を作る練習したいと思います。


〇学習内容

文を作るとき私たちは日本語の文法にしたがっています。語彙の並べ方にもルールがあ

テキスト1.jpgのサムネール画像

ります。当たり前といえば当たり前ですが、では、きこえない子たちは、活用しない名詞が前にきて、名詞の次には助詞が来ること、そして、文の最後には必ず活用する語がくるということをきちんと理解しているでしょうか? 

また、句(例「明るい太陽」)や節(例「黒い服を着た男」)になると、文の前に出るということも理解しているでしょうか? 前者は感覚的にわかっている子が多いですが、後者の句や節の作り方や理解の仕方はかなりあやしい子どもが多いです。というか聾学校低学年の半分以上の子どもは正しく理解していないのが現状だと思います。

テキスト2.jpgのサムネール画像そこで、今回は、まず、文を作るときの品詞の並べ方の基本的なルールについて勉強します。


 また、文を作るときには、必ず助詞が必要です(時数詞のように助詞をはぶくことができる品詞もありますが)。今回は、助詞「が」を使って文を作る練習をします。助詞「が」は、「が」の助詞カードを使って、いろいろなものに当てて「ポストが赤い」「ジュースが冷たい」「ポストが立っている」な

助詞「が」のカードを使った文づくり.jpg

どと遊んだり、絵本の中の登場人物に当てて「だるまさんが、ぷっ」とか、教科書の挿絵に当てて「おばあさんが・・」などとやるのがいちばん理解も早いし、楽しめます。このように、助詞「が」は、述部の形容詞や動詞の主語や動作主にあたります。助詞「が」の前にある名詞を「主語」とも言います。


今回の動画では、「わたあめやわらかい」「わたあめ甘い」などの例文で助詞「が」を導入しています。また、品詞の並べ方ルールでは、活用しないことばが文の前に来て、これを「情報」ということ、活用する

助詞「が」のカードで絵本を読もう.jpg

形容詞や動詞が文のうしろ(最後)に来て、これを「述部」ということ、助詞は情報と述部のあいだにあって、情報と述部を結びつける役割をもっていることなどを学習します。

 

以下、YouTube動画は下記のURLを開いて下さい。

第16回「助詞『が』を使って文を作ろう!」(16分)

だれでもわかる日本語の読み書き16~助詞「が」を使って文をつくろう!

https://youtu.be/3GZYSasom3k

また、今回のYouTube動画の無料テキスト・問題は、以下のURLからダウンロードできます。

 16.助詞「が」を使って文をつくろう(テキスト・問題)PDF.pdf


┃難聴児支援教材研究会
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