全国の難聴児のための早期支援、聴覚障害教育の情報提供、教材などの紹介を発信します。

講演資料2020(PDF)

補聴器と人工内耳について

ここでは、補聴器の基本的な知識とくにアナログ補聴器とデジタル補聴器のしくみ。また、補聴器の種類などについてです。

人工内耳については、補聴器とのしくみのちがいと、人工内耳のベネフィットとリスクについてです。また、
全国の人工内耳装用者へのアンケート調査を踏まえ、なぜ人工内耳を選択したのかしなかったのか、どのような長所があるのか、その一方でどのような問題点があるのかについて学びます。
 短所に関して意外と知られていないのは人工内耳の装用後の費用負担の大きさです。手術そのものは高額医療費還付制度などにより、収入にもよりますが2台同時装用で800万円近くかかってもその負担は数千円で収まることもあります。ただしその後の維持費用は別です。補聴器は福祉機器ですから基本1割負担です。人工耳は医療機器ですからモデルチェンジなどによる買い替えは自己負担です。現在は2台装用がふつうになってきていますから、一生装用することを考えると相当の負担になることは確かです。


このカテゴリーでは、かつて大学で講義したものからいくつか選んで掲載したいと思います。

第1回目は「障害をどのように考えるか?」です。

 まず、新生児聴覚スクリーニングのおける保護者の反応として、きこえる親御さんの一般的な反応を紹介したあと、きこえない親御さん(いわゆるデフ・ファミリー)のとらえ方を、何例か紹介し、聴覚障害を否定的にはとらえていないことを紹介しました。
そして、障害についての考え方として、二つの考え方があることを紹介しました。
次に、自分の障害を否定的に考えていた本人の事例を何例か紹介し、このようにとらえるようになった経過とそこから回復していくきっかけになったことについて考えました。
そして、最後に、そのきっかけになったことこそ、新生児聴覚スクリーニング後に親御さんたちが最初に出会いたかったことであり、それが早期支援での大事なことだろうとまとめました。

 新型コロナウィルスの影響で、今年度は現在、講演活動は休止しています。

そこで今回は、昨年度におこなった「日本語文法指導」について掲載したいと思います。

このPDF資料の内容は、聾学校や難聴学級で行う「自立活動」の低学年での内容で、文法指導の全体ではありません。指導の内容としては以下の項目の基本的な内容について触れています。

 ①動詞・形容詞の活用の指導

 ②助詞の指導

 ③品詞カードと構文指導

 

ほかにも、動詞の指導としては受動文や使役文の指導、「なにで名詞」(形容動詞)の指導、名詞修飾・複文の指導などがありますが、それらの内容は、このホームページのTOP>日本語文法指導の「動詞・形容詞の指導」「助詞の指導」「構文・接続詞の指導」等を参考にして下さい。

日本語文法の指導(2019秋).pdf

 就学前のお子さんの保護者向けにお話をさせていただく機会がありました。そのときに話させていただいたことは、小学校以降の学習を支える日本語の力としてどんなことを身につけておきたいかということと、きこえる子たちの中で生活していくときの周りの人たちへの関わり方、自分の障害について周りの人たちにどう理解してもらうか、周りから情報をどうやって得ていくのかといった障害理解・障害認識に関することです。
今回は、前半の日本語の力や思考の力について、こんな観点からぜひ見直してみてください、という内容で紹介したいと思います。


 以下の講演記録は2020年2月に実施された、ろう・難聴研究会での講演の記録です。

┃難聴児支援教材研究会
 代表 木島照夫

〒145‐0063
東京都大田区南千束2-10-14-505 木島方
TEL / FAX:03-6421-9735

mail:nanchosien@yahoo.co.jp