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接続詞の指導~因果関係を表す表現

接続詞をどのように指導すればよいか、という質問を聾学校小学部の先生からいただきました。接続詞は国語の教科書には必ず出てくるものですが、どちらかというと中・高学年で取り上げて指導することが多いので、基本的な文法指導事項からは漏れてしまうことも多かったかもしれません。


〇因果関係をあらわす接続詞 

接続詞は、文と文の関係をあらわし、その機能としては「順接」「逆接」「言い換え」「並列」「対比」「転換」などいろいろあります。その中でまず取り上げたいのは、論理的な思考に欠かせない「原因・理由―結果」を表す接続詞です。

具体的な語としては、「だから」が代表的なもので、ほかにも「それで」「で」「そのため(に)」「そこで」「その結果」「したがって」などがあります。

また、結果から原因を述べるために使われる語としては、「なぜなら」「なぜかというと」「というのは」「だって」などがあります。接続詞.jpg

 

最初の指導としては、代表的な接続詞である「だから」と「なぜなら」をとりあげ、添付ファイルのような視覚教材を作り、因果関係をあらわすさまざまな場面を準備し、原因・理由と結果との関係をつなげる表現の仕方を学ぶとよいのではと思います。

 

    「友だちを叩いた」だから「母に叱られた」。

    「母に叱られた」なぜなら「友だちを叩いた」から

 

(別の場面)

    「おやつを食べすぎた」だから「夕ご飯が食べられなかった。」

              」なぜなら「        」から。